平成27年6月7日 更新
F-16 コックピットを製作します。元々はエッシーの製品です。
今回のキットはエッシー亡き後、金型がイタレイへ移行してか
のものです。某模型店で売れ残っていました。飛行機キットの
棚の一番下あり見つけた時は思わず歓喜！
デカールの寿命も気になるので即製作スタートです。
20～30年以上昔の絶番キット、カスタマーサービスも多分使え
ないでしょう。緊張しますね。
海外キット特有のシュリンクで保護されています。
まだ誰も開けてない証拠。
飛行機もカーモデルもパーツ構成や順番など、パターンがあります。
飛行機ならコックピットを作って左右に分かれたパーツではさんだり、
カーモデルならバスタブ式の内部を作って～なんてある程度の予想
ができますが、今回は想像できません。
ランナーは2枚、以外にもシンプル。他にクリアーパーツがあるくらい。
サイドコンソールのスイッチ類のモールドは秀逸です。
塗り分けが大変そう。
仮組みをして全体のイメージ確認します。
ヘルメットが付属しているのは嬉しい！
平成27年8月25日 更新
前回から２ヶ月以上たっていますが、何もしてなかった
訳ではありません。（殆ど言い訳か）
繊細なモールドでビックリしていたところですが、裏側
なんかは、結構な深さのダボやヒケがあったりします。
その辺は、一時代の海外のキットです。
どのパーツかわかりにくですが、シートを射出するレールのパーツです。目立つところにミリ単位の深さにダボがあります。今回はポリパテを使用。
リベットは、ペーパーがけで消えるので、削ってしまいます。後に、伸ばしランナーで再現する予定です。
見える箇所は確実に消しておきます。
パーツの合いも、結構なものです。この辺は想定内か。
画像では、まだありませんが、ヘッドレストはミリ単位で
合いません。楽しい整形作業が続きそうです。
平成27年8月31日 更新
シートの下地作業が概ね終わりました。
これからはいよいよ、本塗装の開始です。
シート上部はパラシュートが入っている為なのか、布地ぽいのでキムワイプを貼っておきます。
酸素マスクのホースと、もう一本は耐Ｇスーツのホースでしょう。
実物はジャバラ状なのですが、コトブキヤのスプリングユニットに
交換してあります。サフ塗装前にメタルプライマーを塗っておきます。
多分、耐Ｇスーツ？のホースの先端は、真ちゅうパイプに交換。
銃口並に重要だったりします。
このキットの最大の難関？ヘルメットのマスキングです。
この種の塗装は、先に濃い色を塗ってからマスキングし全体の白を
塗装。ベースホワイトやクールホワイトの様な隠ぺい力の強いカラー
だから出来ることですね。
ヘルメットは知る人ぞ知る、エリア８８のエースパイロット
風間真使用です。実際のヘルメットとタイプとは違うし、
Ｆ‐16にも乗っていませんが、こんなのもありでしょう。
正直、これを作りたくて今回始めたのも事実。
バイザーを上下させるレバー？ハンドル？は後日。
製作中のシートに載せ記念撮影。
なんとか、前半戦終了。この後の作業の大部分が
マスキングの塗装の連続です。毎回書きますが、
一気に完成と行きたいところ。
平成28年3月13日 更新
前回のコックピットの製作更新から約半年が経ちました。
正直、ヘルメットの製作で燃え尽きた感がありますが、
ここらで復活の狼煙を上げます。購入先の模型店のオーナー
も見ててくれるしね。
ここからは細かい作業が続きます。
脱出用のレバーのトラ模様はイエロー（ラッカー系）で塗装
の後、エナメルのＦブラックで塗装。
酸素ボンベのホースはプラ製からゴム製に交換。
以前製作したホンダＲＣ３０のブレーキ用ホースを使用。
布地の上にデカールは自身がないのでプラ板を使用。
取付後、セミグロスクリヤーでコーティング。
クッションとシートベルトを取付、イジェクションシート
ACESⅡ
の
完成です。
シートとクッションが合いませんが、人間が座ったら丁度良くな
ると勝手な判断をしています（笑）。
これからは、パネル類の塗装に突入です。
平成28年3月24日 更新
細かいスイッチ類の塗装に入ります。
極細の筆に拡大鏡（ルーペ）を使用しチマチマ塗装
しました。正直一番自信のない作業でしたが、なんとか
なるものですね。
この頃の時代が佳境なのかな。
メーターが沢山ありメカニック感満載です。最近の
デジタル化されたグラスコックピットにはあまり魅力
を感じません。メーターはデカール乾燥後、エナメルの
クリアーを垂らしてます。
無事完成です。今まで製作したキットにない満足感、達成感を感じます。途中で投げ出さず良かった～